動物の授業

動物の授業(犬編)@慶應義塾幼稚舎

今年はほんとうに気温が高い日が続いていますが、いつのまにか秋の運動会の季節となりました。

先日は慶應義塾幼稚舎3年生の新しいクラスにて、犬の授業を実施させていただきましたので、

リポートさせていただきます。

 

 

この動物の授業で講師をお願いしてちょうど一年となりますが、

お忙しい中、いつも笑顔で愛情深い授業をしてくださる杉並区にある阿佐ヶ谷動物病院

西井丈博院長と中村裕美看護師長、タピオカ&ポンチョ(11歳のチワワの兄妹)と共に、

今回は基本的なワンちゃんとの接し方や獣医さんの話、動物愛護の話などをしてきました。

 

 

貴重な授業の時間をいただく中で、私たちはいつも子ども達が何を持って帰ってくれて、

記憶して、一緒に共生する動物達に関して何か考えるきっかけにしてくれたかなど、

率直な感想が知りたいのですが、今回は担任の先生にありがたいご配慮をいただき、

翌日にほやほやの声を伺うことができましたので、沢山の中から一部ご紹介させていただきます。

 

「ぼくは(犬を)大切にかってあげればいいと思いました。

ぼくは今何もかっていないけど、かうとしたら一生大切にしたいです。

獣医さんがすてられるのと殺されるのはどちらがかわいそうか考えてくださいといいました。

よく考えたら捨てられるほうがかわいそうだと思いました。」(A君)

 

「私は実は犬が苦手でさわることができません。犬は子どもが好きなので、目が合うと

走って近づいてくるから、こわいです。だから今日も犬をだっこすると聞いて少し

こわかったけど、だっこしてみるととてもおとなしくてあたたかかったです。

手を少しペロッとなめてくれました。目がくりくりしていてとてもかわいかったです。

私は西井先生の話を聞いて、捨てられたりまいごになった動物はとてもかわいそうだなあと

思いました。」(Iさん)

 

「先生方が犬や動物のことを教えてくれました。①かおうとする動物について知る

②しいくにひつような物を用意 ③けんこうでいるための知しきを持つ。

これらは、動物をかうためのたいせつなしれんです。かわいいからかいたいなと

私は思っていましたが、犬をかうには①②③のことが大事なんですね。

動物の命は大切なものです。」(Kさん)

 

 

明るく楽しみ、そして熱心に授業を共有してくださった先生方や生徒さんに感謝いたします。

今度は鳥たちと一緒に伺いたいです!

ちなみにタイトルの写真は、今年度のわん!にゃん!かるたに採用されている

タピオカ&ポンチョです。かわいいなあ。