動物の授業

動物の授業(NEW)@慶應義塾幼稚舎

夏休みをはさんであっというまに二学期も始まりひと月が経ちました。

いつのまにか秋の気配も濃くなってきた10月3日(火)、慶應義塾幼稚舎の三年生のクラスにて

動物の授業を行いました。ワンコレクションスタッフのドウタイです。

 

 

今回タイトルにNEWと入れましたが、当NPO発足当時より動物の授業の講師を

やっていただいていた海老原さんが先日より産休に入ることになり、

新しい先生を探していたところ、

阿佐ヶ谷動物病院(http://www.asagaya-ah.com/index.php)の名院長の西井丈博獣医師が

名乗りを上げてくださいました!

ご自身も小学生のお子さんがいらっしゃるお父さん先生で、子どもたちに動物たちとの

共生の素晴らしさや接し方、ルールなど沢山のことを知ってもらいたいという

熱い思いも持たれていて、

今回より動物の授業の講師としてご一緒していただくことになりました。

 

 

そして同病院の中村看護師長にもサポートをいただき、万全な体制で進めてまいりたいと

思っています。

 

 

そして、新しく講師犬に任命したのが、チワワの兄妹「タピオカ&ポンチョ」さん、

メス&オスの10歳です。こちらも普段は同動物病院で飼われているワンちゃん!

自己紹介をして、どっちがどっちかな?というところから本日の授業はスタートしました。

 

 

獣医師さんのお仕事をわかりやすく解説するコーナーをやり、

このクラスの生徒さんの中には将来獣医さんになりたい!という夢がある子もいて、

沢山の質問が挙がりました。

たとえば野生動物の話の時には、ジュゴンとマナティーのしっぽの違いについて

先生と質問のキャッチボールがあったりして、私が想定していたよりも高度で専門的な話が

飛び交ったりして、非常に白熱した授業となりました。

 

 

授業の最後には病院から聴診器をお借りして、生徒さんにワンちゃんの心音を聞いてもらう

初めての体験ができました。人間と小型犬の心拍数の違いや、自分よりも体が小さい動物達も

もちろん人間と同じく呼吸をして「生きている」ということを実際に体感してもらうことで、

これからもきちんと動物達と接してくれたら嬉しいです。

 

 

西井先生による初めての授業でしたが、生徒さんたちの沢山の質問に優しく的確にこたえていく

姿が頼もしく、これからの動物の授業を私自身も楽しみに進めていきたいと思います。