快晴かつとても暑かった7月12日(水)に九段小学校のアフタースクールにて、
夏の季題(今回は「夏休み」、「金魚」、「アイスクリーム」を使いました)で、
俳句の授業を行いました。
こちらの学校では各季節に1回の開催で進めていて、今回で4回目となり、
毎回楽しみに出席してくれる生徒さんもいてとても嬉しいです。
今回は事前に宿題ということで、使う季語を告知していたこともあり、
沢山の俳句が集まりなかなか絞るのが大変でしたが、1句投句1句選ということで
はじめて子どもたちに選句(人の句を選ぶということ)をやってもらいました。
賑やかな中、授業を進めていましたが、、
各自選句を発表する時は、大人の句会と同じような緊張感と静けさが出てきて、
俳句初心者の子どもたちにも熟練の大人達と同じような空気が一瞬流れたことに
驚きました。
そして今回は一つの句に人気が集中することはなく、ほんとうに万遍なく票が分かれる
結果となりました。
今回は特にイメージがしやすい季語、季節だったのか、実感のこもった力作が多数ありました。
4番の句「カレンダー黒い字の日もお休みだ」では、楽しい夏休みへの期待を<黒い字の日も>
という子どもにしかできないような表現で表したところなど、とてもユニークで瑞々しい表現だと
思いました。
添削はしなかったのですが、もしさせてもらうとすると、お休みだ→夏休みと言い切ってしまった
方がよりはっきりすると思いました。
「カレンダー黒い字の日も夏休み」
どんどん言葉を吸収して、面白い俳句を沢山作ってください!
次回秋の授業も楽しみです!