みなさん、こんにちは。
あっという間に新年度もスタートし、暖かい春の日々が続いております。
昨年度、二・三学期にかけて慶應義塾幼稚舎の4~6年生のクラスで俳句の授業を
実施してきましたので、まとめてになりますがご報告させていただきます。
この授業では、なるべく私が季語に指定したものを教室に持参して
目の前で見て・触って、俳句を作ってもらう機会にしたいと考えています。
写真の授業では教卓に置かれた「水仙」から子どもたちが素晴らしい俳句を作ってくれました。
授業中きれいに咲いて水仙花 壽多朗
水仙の香りと共に海の音 清嘉
2/22がちょうど授業の日でしたので、「猫の恋」で詠んでもらったり、
子猫たち親と一緒にエサ探し 直哉
猫の恋人は知らない真の意味 伊智
猫の恋見てもわからぬ恋なのか 友香
毎回沢山の素晴らしい俳句が生まれます。講師の私も生徒さんの感性やその表現に
学ぶことが沢山あり、おかげさまで充実した授業を実施できています。
本年度も6年生の一クラスで卒業記念の句集を先生方と生徒、学校関係者や保護者、
NPOを支援してくださっている文英堂さん、岩岡印刷さんと沢山のご協力の下に、
制作することができました。クラスの皆さんの思いや俳句が形になることがとても嬉しく、
毎年取り組んでいます。とくに今回は新しい発想の装丁や編集に挑戦することができました。
その授業では子どもたちにクラスメートの俳句を選句してもらって発表したり、
また、私が選んだ優秀句の生徒には歳時記や文英堂さんからご提供していただきました
小倉百人一首のカラー解説BOOKなどを贈呈することができました。
泳ぎたいクラスの皆ともう一回 彰一
駆け出して朝の体操春の風 南
駆け足での報告でしたが、当NPOもおかげさまでこの四月より8期目の活動に入りました。
何かしらの形で活動を発表していくことは支援者様や認証をいただいている所轄庁への
義務だと我々は考えておりますので、こちらのHPを活用しております。
これからもご支援ご指導を賜りますと幸いです!