俳句の授業

俳句の授業&句集制作@慶應義塾幼稚舎

みなさん、こんにちは。

立夏を過ぎ、心地よい風が吹く五月のはずが今年は雨も多く天候まで不順な日々が続いています。

 

 

緊急事態宣言下ということもあり、まだ新年度の授業は実施できておりませんが

昨年度三学期の授業報告を簡単にさせていただきます。

 

初めてリモートでの俳句の授業を慶應義塾幼稚舎の6年生のクラスと担任の先生の協力の下、

実施することができました。今回のやり方としては事前に季語やテーマを決めて生徒さんから

提出してもらった俳句を講師が添削及び点盛りしておき、授業ではマンツーマンで添削の内容や

評価の理由などを全生徒視聴の中、行いました。

 

 

限られた時間でしたが、成長して礼儀正しく理解力の上がった生徒さんとやりとりができ、

初めての試みでしたがなんとか成立できたかと思います。こちらのクラスでは3年生から毎年1回

俳句の授業を受講してもらっていたので、その延長の雰囲気で実施できたこともプラスになりました。

 

授業後には俳句の授業の総括として、当NPOにご支援をいただいております出版社の

株式会社文英堂さんに協力を仰ぎ、今回の卒業をテーマにした俳句と過去の授業で作句したものを

まとめた生徒さんの作品集を刊行することができました。

 

 

俳句の授業を開始してちょうど五年の節目に句集として形に残すことができ、

とても嬉しく思います。

 

ご協力いただきました教員の皆様や関係者に厚く御礼を申し上げます。